お車の豆知識

車中泊で気をつけたい「エコノミークラス症候群」と夏の熱中症対策

車中泊で気をつけたい「エコノミークラス症候群」と夏の熱中症対策

先日、熊本県で大きな地震が発生しました。被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。

このような大きな地震が起きると、避難所に入れず、やむを得ず車の中で寝泊まりする「車中泊」を選ぶ方が増えます。実は2016年の熊本地震のときも、車中泊をされていた方の間で「エコノミークラス症候群」による健康被害が数多く報告されました。今回は、車中泊のリスクと、これからの季節ならではの熱中症対策について、川根本町にお住まいの皆様に向けてまとめました。

エコノミークラス症候群とは

飛行機のエコノミークラスのように、狭い座席で長時間同じ姿勢を続けると、足の血流が悪くなり血管の中に血のかたまり(血栓)ができることがあります。この血栓が肺の血管に詰まると、最悪の場合、命に関わることもあります。車中泊でも同じことが起こり得るため注意が必要です。

予防のポイント

  • 1〜2時間に一度は車から降りて歩く、足首を回すなどの軽い運動をする
  • こまめに水分を摂る(利尿作用のあるカフェインやアルコールは控えめに)
  • ゆったりした服装で過ごし、締め付けの強い靴下は避ける
  • 就寝時は足を少し高くする

夏場は熱中症のリスクも重なります

これからの季節、車中泊では熱中症対策も欠かせません。締め切った車内は短時間で驚くほど高温になります。

  • エンジンを切った状態での車内待機は避け、日陰やサンシェードで直射日光を遮る
  • 窓を少し開けるなど、こまめな換気を心がける
  • 水分だけでなく塩分・経口補水液もあわせて補給する
  • 保冷剤や冷却タオルを活用し、体を冷やす

エコノミークラス症候群対策の「こまめに動く」ことと、熱中症対策の「涼しい場所で休む」ことは、一見矛盾するようですが、どちらも「同じ姿勢・同じ環境に留まりすぎない」という点では共通しています。定期的に車外に出て軽く体を動かしつつ、涼しい日陰で休憩する、というメリハリが大切です。

カーケア中原からひとこと

川根本町は道路が寸断されやすい山間地です。日頃からガソリンを満タン気味に保っていただくこと、車内に飲料水や保冷剤などの備えをしていただくことが、いざという時の安心につながります。車検・点検の際にも、防災の観点からできるアドバイスをさせていただきますので、お気軽にお声がけください。

LINEで友だち追加する